センターの概要

設立の背景・目的

本研究センターは、高等動植物がもつさまざまな高次生物機能に関する基盤的研究を推進し、その成果を応用・開発研究に繋げることによって、新たな生物先端産業の育成と発展に貢献することを主な使命として、平成15年(2003年)4月に創設されました。

本研究センターは、農学部附属の生化学制御研究施設(3部門)と理学部附属の淡水魚類系統保存実験施設(1部門)を統合して設置され、10年間にわたって活発な活動を続けた生物分子応答研究センターが、時代に即応した新たな使命をもつ生物先端科学研究の重要拠点として生まれ変わったものです。所期の目的を達成するために、本研究センターには、3研究分野(動物細胞機能研究分野、高次生体機能研究分野、植物細胞機能研究分野)で構成される基盤・育成部門と、客員分野を含めて4研究分野(植物分子育種分野、有用農業形質保存分野、動物器官機能研究分野、バイオ情報分野(客員))で構成される開発・展開部門の2部門が配備されています。

最近の活動の概要

現在、本研究センターでは、13名の教員と数多くの研究員や大学院生などが、わが国固有の貴重な遺伝資源であるイネとメダカをはじめとするさまざまな動植物とその細胞を用いて、創造的かつ革新的な基礎研究と応用研究を、活発に推進しています。これらの研究は、収量が多く雨風による倒伏が起こりにくい草丈の短いイネ(コシヒカリ)の作出や、内臓の透視が可能な「透明メダカ」の開発などとして実を結んでいます。前者は世界の食糧危機を救う切り札の1つとして、後者は老化や病気、化学物質などによる心臓や肝臓、腎臓などの構造や機能の変化を生きている状態で詳細に研究するための強力な武器として、大きな期待が寄せられています。また、植物ホルモンや動物の染色体、植物の水と塩分ストレスに対する応答の仕組み、動物の肥満や免疫、神経分化などにおける糖鎖の役割などについての研究も活発に展開しています。

沿革

1993年 4月 1日 生物分子応答研究センター設置
(農学部附属生化学制御研究施設と理学部附属淡水魚類系統保存実験施設を統合)
1995年 2月20日 生物分子応答研究センター棟(RC・5F 2,001m2)竣功
2000年 3月30日 生物分子応答研究センター棟増築(RC・1F~5F 226m2
2002年 8月30日 名古屋大学総合研究棟 I(RC・2F 402m2)竣功
2003年 4月 1日 生物機能開発利用研究センター設置(RC・5F 2,629m2
(生物分子応答研究センター時限改組)

 

 

 

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